指導事例:「模試の事前指導」を学校全体で統一

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指導事例:「模試の事前指導」を学校全体で統一

指導事例レポート

さまざまな学校課題や指導テーマに対して、指導を工夫されている先生方に取材を行い、その実践をご紹介するベネッセの指導事例レポート。今回は「入試対応力」を育てる進研模試の事前指導体制について、宮城県角田高校にヒアリングいたしました。これからの共通テスト・進路実現に向けた大学受験指導のご参考になれば幸いです。

学校紹介

東北地区 宮城県角田高校
【進路情報】
大学合格者数 国公立大 6名、山形大 2名、福島大 2名等/私立大 80名/専門学校 30名/公務員 18名/就職 9名 他
※合格者延べ数。現役のみ。令和7年度入試。

「模試の事前指導」を学校全体で統一

定期考査と入試のギャップを埋め、記述模試の偏差値を最高に導いた仕組み。

3観点評価の導入に伴い、日々の授業評価が見えやすくなった一方、大学入試に直結する「骨太な入試対応力」をどう育てるか、頭を悩ませている先生方も多いのではないでしょうか。

多様な生徒層の中で、記述式模試を前に「どう対策していいかわからない」「最初から諦めモード」という生徒をいかに動かすか。国公立・私立大から専門学校、就職まで幅広い進路実績を持つ宮城県角田高校では、「模試の事前指導の統一」を軸に取り組みを実施。直近の2年11月進研模試において、学年平均偏差値が過去最高を記録するという見事な成果を創出しました。

その仕掛けとなったのが、進研模試の事前学習教材『進研WINSTEP Division』です。

背景と課題

定期考査と模試の間に横たわる「諦め」という名の壁

宮城県角田高校が抱えていたのは、全国の多くの現場と共通するリアルな悩みでした。

導入校の声
A先生

「模試になると手が出ない」生徒の増加
定期考査の準備には取り組むが、範囲の広い模試になると、途端に対応できなくなる生徒が目立っていた。

導入校の声
B先生

「太刀打ちできない」過去問指導の限界
「いきなり過去問を解かせる」従来の対策では、多くの生徒にとって難易度が高すぎ、模試への苦手意識を強める逆効果を生んでいた。

導入校の声
C先生

「なぜ解けないか」が不明瞭
過去問は複数の要素が絡むため、生徒の躓きの要因(知識不足か、応用力不足か)を特定しづらく、授業改善へ繋げにくい。

これらを解消するため、キャリアサポート部が主導し、教科横断で「模試の事前指導」の副教材を学校全体で統一することとなりました。

活用のポイント

生徒を動かし、指導を変える3つの仕組み

『進研WINSTEP Division』は、進研模試の各回に対応したコンパクトな「薄物冊子」です。各教科(英・国・数)で、時期に合わせた必須知識の整理から、模試レベルの演習まで段階的にカバー。
同校では以下の工夫で効果を最大化しました。

Point.1  定期考査終了直後の配布

モチベーションが途切れがちな考査終了直後(模試の約2ヶ月前)に配布。
「次の目標は模試」という意識を持たせ、学習習慣を継続させました。

Point.2  「いきなり過去問」を排除し、達成感を醸成

「時期に合わせた問題で短期間に基礎を固める」ステップ学習を徹底。
薄い冊子だからこそ「これなら終わらせられる」という達成感を与え、記述への挑戦心を育みました。

Point.3  生徒の「躓き」を可視化して授業改善へ

「分野×ステップ」の構成により、生徒の弱点がひと目で判明。
教員側にとっても「次の授業でどこを重点解説すべきか」が即座に可視化されました。

成果

2年11月進研模試で「過去最高」の偏差値をマーク

学校全体でこのサイクルを回し続けた結果、効果は顕著に現れました。

『進研WINSTEP Division』で一歩ずつ階段を上った学年は、直近の「進研模試 2年11月」において、過去の学年と比較しても最も高い平均点偏差値を記録しました。生徒たちの「諦めモード」は、「ステップを踏めば解ける」という自信へと変わりました。

いきなり「過去問」という高い山を登らせるのではなく、確実な一歩を用意すること。先生方の指導の熱意を、生徒の「模試対応力」へと確実に変換するために。『進研WINSTEP Division』による模試の事前指導、ぜひご検討ください。

2026年6月15日 公開

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『進研WINSTEP Division』では、学習時期に合った模試の過去問題に取り組みます。模試の事前・事後指導として、模試をきっかけに学習の習慣づけを行うことを目指します。3分冊で短期間に集中して学習する構成で、生徒の皆様に「やり切った」達成感を感じていただけます。

『進研WINSTEP Division』